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日本俳優協会賞

第18回

平成24年(2012年)11月16日 新橋演舞場

第17回

賞牌を授与する坂田藤十郎会長(左は幸雀)

第17回

受賞者の顔ぶれ(右より幸雀、國矢、千壽郎、市松)

第17回

後列左より國矢、幸雀、千壽郎、市松
前列左より藤十郎会長、安孫子正松竹(株)専務取締役

受賞者名と受賞理由

日本俳優協会賞 松本 幸雀 (まつもと こうじゃく)
長年の舞台活動を経て、並びの腰元における安定感や存在感があり、さらに「筆幸」の長屋女房おつぎなどのセリフも言える中堅の女方として、将来が楽しみであることから日本俳優協会賞に相応しいとされた。
日本俳優協会賞
奨励賞
澤村 國矢 (さわむら くにや)
新橋演舞場等の公演では、近習、侍、百姓などを真摯に勤めている。また平成中村座では大きな役に恵まれ、「弁天娘女男白浪」の浜松屋の鳶頭、「雪暮夜入谷蛙道」暗闇の丑松など、期待に応えて大きな成果を出している。技量も有り、今後いっそうの精進と活躍が期待できることから奨励賞に相応しいとされた。
日本俳優協会賞
奨励賞
片岡 千壽郎 (かたおか せんじゅうろう) 〔現・片岡千壽〕
平成23年7月大阪松竹座「江戸唄情節」の娘お菊で見せた娘役としての味わい、そのほか仲居や捕手に出ても着実に腕を上げてきている。頭で考えるだけでなく黙って座っているだけでも形になってきた。奨励賞に相応しいとされた。
日本俳優協会賞
功労賞
片岡 市松 (かたおか いちまつ)
昭和17年に初舞台を踏んで以来70年間にわたり、歌舞伎名題下として真摯に勤めてきた。名題下最長老として物静かながら名題下をまとめている功績は大きい。よって功労賞に相応しいとされた。

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