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第20回日本俳優協会賞の受賞者が決定しました

(2014年12月18日)

日本俳優協会が毎年行っている日本俳優協会賞の第20回(平成25年度)の受賞者が決定しました。表彰式の日程は現在調整中です。
受賞者と受賞理由は以下の通りです。

◆日本俳優協会賞
  實川 延郎
長年にわたり誠実な演技を見せ、無駄のない舞台ぶり。ベテランの名題として上方の香りを伝え、河内屋一門の芸を守り続けた。平成26年1月浅草公会堂『義賢最期』の高橋判官長常や、同年3月歌舞伎座『加賀鳶』の百姓太次右衛門などの役々が特に評価された。

◆日本俳優協会賞 奨励賞
  中村 橋吾
平成25年9月新橋演舞場『御浜御殿綱豊卿』の下屋敷番人小谷甚内や、26年1月歌舞伎座『東慶寺花だより』の朝吉など、若手だが大きな役や目立つ役に抜擢され、よく勉強して舞台を勤めている。今後に期待がもてることから奨励賞に相応しいとされた。

◆日本俳優協会賞 功労賞
  坂東 羽之助
十七代目市村羽左衛門に入門以来、60年余りにわたり歌舞伎に貢献してきた。つねに地味ではあるが確実に舞台をつとめ、立廻りもこなし、市村家・坂東彦三郎家の古参の弟子として、一門を支え続けてきた。また、永年にわたり頭取も務め、後輩や幹部俳優たちからの信頼も厚い。舞台を陰で支え続け、功労賞に相応しいとされた。

◆日本俳優協会賞 特別賞(第20回記念として)
  尾上 菊十郎
日本俳優協会賞が第20回の節目であることから、第1回の受賞者である菊十郎が20年たった今も舞台で活躍していることに対して、特別賞を贈ることになった。

※「日本俳優協会賞」の詳細や過去の受賞者については、こちらのページをご覧ください。

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