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片岡芦燕さんご逝去

(2011年12月26日)

歌舞伎俳優で、日本俳優協会会員・伝統歌舞伎保存会会員の片岡芦燕(かたおか・ろえん、本名:片岡大輔=かたおか・だいすけ)さんが、12月25日(日)午後2時41分、急性心筋梗塞のため東京都内の病院でご逝去されました。享年85歳。告別式・喪主などは未定です。

【略歴】
大正15年生まれ。十二代目片岡仁左衛門の三男。昭和9年6月歌舞伎座『安中草三』の倅で片岡大輔を名のり初舞台。34年10月、歌舞伎座『黒手組助六』の徳之助ほかで六代目片岡芦燕を襲名。老け役や敵役として貴重な存在で、時代物・世話物を問わず存在感のある演技を見せていた。最後の舞台は平成19年9月歌舞伎座『二條城の清正』の浅野紀伊守幸長。
平成4年歌舞伎座賞、7年松竹会長賞、9年眞山青果賞特別功労賞を受賞。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

※芦燕さんの芸歴などはこちらのページをご覧ください。

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