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中村小山三さんご逝去

(2015年04月07日)

現役最長老の歌舞伎俳優として元気に活躍していた、日本俳優協会会員、伝統歌舞伎保存会会員の中村小山三(なかむら・こさんざ、本名:福井貞雄=ふくい・さだお)さんが、4月6日(月)午前11時24分、虚血性心不全のため都内の病院でご逝去されました。享年94歳。ご葬儀・告別式は4月9日(木)午前11時より、東京都中野区の宝仙寺にて執り行われる予定です。喪主は中村勘九郎さん、中村七之助さん。

【略歴】
大正9年生まれ。幼くして三代目中村米吉(十七代目中村勘三郎)に入門。大正15年10月本郷座『忠臣講釈』の重太郎の一子で中村小米を名のり初舞台。中村蝶吉を経て、昭和23年6月東京劇場で中村しほみと改め名題昇進。34年4月歌舞伎座で二代目中村小山三を襲名。
国立劇場奨励賞、同特別賞など多数。平成9年第三回日本俳優協会賞功労賞。18年文化庁長官表彰。26年第35回松尾芸能賞功労賞。著書に『小山三ひとり語り』(平成25年、演劇出版社)。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

※小山三さんの芸歴などは こちらのページ もご覧ください。

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